Cleaning

掃除は瞑想である。
今朝、掃除機をかけて、軽く拭き掃除などもした。
日々の雑務やタスクで思考が決してクリアとは言えない状態だったけれど、
面倒だなと思いながらも始めた掃除をしているうちに、 なんとも脳内が澄んできた気持ちになった。
昨年の夏からヨガを始めてハマり続けているが、 ちょっとヨガの考え方にも似ている。
スピリチュアルなことをはあまり信じないタイプだ。
お寺でよくある「修行は雑巾掛けから!」という考えに倣ったわけでもない。
けれども、お寺の例はけっこう理にかなっているなと後から納得する。
しかもそれが早朝に行われるというのが、なお納得する。
掃除している間、手は動きつつも、 本来自分がやりたいことなどが脳内にポップアップしてくる。

私の場合は掃除・片付けをすると新しいアイディア、やりたかったことなどを思い描きやすい。
これがとても不思議と、なんだか思い描いたことが現実にできそうな気持ちになる。
夫とこういう本棚がほしいなど雑談してから掃除に入ったので、
それをここにおいて、あれをああして、こんな配置にすれば
もっと素敵なアトリエになるかもしれない…
そんな夢と物欲にまみれながらも、いつの間にか掃除は完了していた。

最近、パリに住んでいる女の子と友達になって、
「パリジェンヌはエッセンシャルオイルをうまく使って掃除をするって本当?」 と尋ねたところ、本当だった! ティートゥリーオイルの精油などを使うそうです。
自然由来のものを使って何かをすることにワクワク感と心地良さを感じるタイプなので(?)ぜひ真似してみたい。

「北欧、暮らしの道具店」のyoutubeで公開されている、
フランス人のクロエさんのモーニングルーティンの動画が、何もかも素敵で見入ってしまった。
パリの女の子を見るといつも、誰かのようになるのではなく、自分が主人公の人生を送っているように見える。
カラフルなガラクタや、冷蔵庫や壁に貼っているお気に入りのもの、蚤の市で買った洋服や、気ままに朝を過ごしているところなどを見ると
静かな個性を感じる。なんだかとっても「オリジナル」な感じがするのだ。
後から入ってくる同僚(?)の人たちもなんと素敵なことか。
あくまで主観だけれど、最近の日本では、モノが多いこと、特に無駄なものがある部屋よりも
特にミニマルな部屋や服装が人気のように思う。
色が多いよりも、少ない色使いでまとめた部屋だったり、洋服もシンプルで型も同じ人もよく見る。
それが悪いわけではないけれど、パリの女の子を見ると
あぁ、周りに合わせなくても、例え完璧出なくとも、自然体で素敵に見えるのだなぁとほっとする。特にお金をかけているから、素敵な家に住んでいるから、ということではないようにも思う。
この辺の説明がいつも上手くできなくて、人に話すときは「パリジェンヌ」という
ステレオタイプのイメージをもたれてしまって、あぁそういうことが言いたかったのではなかったのだけれど..
となってしまうこともある。

この動画のクロエさんが衣装提供した映画もみてみたい。

●ナチュラルお掃除メモ ●
ティートゥリーエッセンシャルオイル(殺菌・抗菌・消臭・肌に触れても安全)
オレンジスイートエッセンシャルオイル(油の分解・肌に触れても安全)
ペパーミントオイル、レモンオイル、などを 水を含ませたふきんに数滴垂らして使う。
もしくは、消毒を強めにしたい場合は、消毒用エタノールを水で希釈したものをふきんに含ませる。(パストリーゼでも良いぽいので今度試す)

エッセンシャルオイルは、100%精油でないものが安価で出回っていることもあるので、
私は信頼できるメーカーで純粋なエッセンシャルオイルを購入することに気をつけてる。
ニールズヤードはロンドンのコベントガーデンに本店があり、
古くからあるメーカーなので信頼できる。

そして、お掃除グッズもお掃除の士気を上げる重要な存在。
色々欲しいものがあるけれど、Redeckerシリーズは外に出していても様になるので気に入っている道具の一つ。
最近始めた楽天roomで色々追加しておこうと思う。